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横浜でプロの掃除屋さん達に洗剤や清掃用品を店舗で販売する中、洗剤の使い方や掃除道具の選び方から実際、現場で遭遇してしまうありがちな失敗談、解決策など業務用の洗剤・清掃用品を提供する立場からの目線でまとめてみました。 いわゆる現場あるあるです。


お風呂の水垢・石鹸カスの落とし方と汚れの種類

【ファイルNo2】(お風呂場のクリーニング 基本3工程 NO2 水あか石鹸カス除去編)

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浴場・浴室内には複数の汚れが混在しています。 1種類の洗剤で全ての汚れは落とせません。まずは汚れの種類の判別をしなければなりません

■□体の皮脂分・酸性石鹸カスの除去□■

【汚れの種類/原因】酸性石鹸カス:体の皮脂汚れと石鹸が結合してできた汚れ


アルカリ性の洗剤を使用する。バスクリーナーなど。基本的に腰から下の部分に多く付着しています。(アルカリ性の多目的洗剤でも可) この工程をやらないと次の酸性洗剤の効果が発揮されません。
■□お風呂場清掃でよく売れているアルカリ性洗剤□■
icon文化雑巾バスハンター icon丸京薬品店 強力お風呂洗浄剤 MPB-70(生分解性金属イオン封鎖剤高濃度含有) icon希釈のよって色々な場所に使える多目的洗剤
iconお風呂の石鹸カス・体の皮脂汚れの除去(実践編)アルカリ洗浄
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■□金属石鹸カス・水垢の除去□■

【汚れの種類/原因】金属石鹸カス:水に含まれるカルシウムとマグネシウムが石鹸と結合してできた汚れ


酸性の洗剤を使用する。地域や水質によって何酸を使用すると1番効果があるなど異なります。 バスクリーナーに含まれる一般的な酸の種類 無機酸:燐酸・硝酸・酸性フッ化アンモニウム4%以下 有機酸:クエン酸・スルファミン酸


■□金属部を焼かない酸性洗剤□■
icon洗剤達人(三種の酸配合) icon文化雑巾マクビー(クエン酸) icon酸性ヌリッパー(燐酸)
iconお風呂の金属石鹸カスの除去(実践編)金属を変色させない酸性洗剤使用
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■□塊になっている白い汚れ□■

【汚れの種類/原因】水垢(水に含まれるカルシウムやミネラルの付着物) 蓄積によって塊になった汚れ(エフロ


白く固まっている汚れは削れるだけ削ってから上記の増粘性のある酸性洗剤で漬け置きをし、柔らかくなったところを傷が付かない道具やパッドを使用して落とします。


■□傷をつけずに削る道具□■
iconポリカ樹脂ケレン iconプラサッシベラ
*最終工程で塗って流すタイプの酸性洗剤も使用しています。
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■□壁面などに薄くモヤモヤとなっている汚れ□■

【汚れの種類/原因】水垢(水に含まれるカルシウムやミネラルの付着物) 付着して白くモヤモヤした汚れ


増粘している洗剤:薄く延ばして液剤を浸透させてから擦り洗い
液体状のサラッとした洗剤:スプレーで塗布し擦りながら洗う
塗って流すだけの洗剤:使用方法をよく読み、時間や適正素材などを確認してから作業する


■□塗って流すだけの洗剤□■
icon鏡のウロコ・プロ(水回り特殊洗剤)
*鏡のウロコ以外に色々な水回りの清掃で使用できます。
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あとがき

私自身は実際の清掃現場には出ておりませんので掃除の技術はプロクリーナーの方々には及びません。 ただ、「こんな洗剤が良い。」「こんな使い方もできます。」など様々なプロから現場での話を聞いています。 洗剤メーカー・清掃用品のメーカーからのお話も聞いています。エンドユーザーとメーカーとの間の立場であるからの意見として見てみてください。

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